「農泊」人材を育成 パソナがセミナー事業 農村・漁村での民泊、地方創生の取り組みに

 人材サービス大手のパソナは、「農泊」を推進する人材を育成する「農泊セミナー事業」(http://nouhaku.jp)を開始する。農林水産省から平成29年度農山漁村振興交付金の補助を受けて実施するもので、受講者と受け入れ団体の募集を10日に開始した。

 農泊は、農村や漁村における生活や地域の人との交流を体験する滞在型旅行。近年、日本国内での注目度のほか、外国人観光客からも人気が高く、地域活性化の取り組みとして農泊を手掛ける自治体も増えてきている。

 農泊セミナー事業では、観光事業として農泊推進を目指す民間企業や地域協議会の担当者などを募集し、農泊に取り組む団体へ約1カ月派遣。受講者は実務に関わりながら、運営手法や観光素材の商品化などのノウハウを学ぶ。

 受講者の募集期間は10月4日まで、受け入れ団体の募集は8月23日まで。事業期間は11月中旬~2月下旬のうち約1ヵ月間を予定している。

農家民泊の魅力とは!? 運営方法や始めた理由を一挙紹介