沖縄県で2例目となるイベント民泊(民泊用語集:イベント民泊)が、沖縄県糸満市で今月19日と20日の2日間にかけて開催される「第29回糸満ふるさと祭り」に合わせて試験実施される。民泊受け入れの期間は18〜21日までで、受け入れ施設は糸満市内在住の一般家庭。
沖縄県では今年2月、セ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープの優勝パレードに合わせて、沖縄市と沖縄市観光物産振興協会がイベント民泊を試験実施した。糸満ふるさと祭りでは、エイサーや打ち上げ花火などが行われる。今回のイベント民泊では、1人1泊4,000円に設定している。
報道などによると、糸満市は今回のイベント民泊の試験実施状況を踏まえた上で、今後は市内で開催される糸満ハーレー(船こぎレース)大会などでも民泊を広げたい考えだ。
イベント民泊については今年、徳島県の阿波おどり大会や東北の夏祭りに合わせても開催。イベント開催中に不足する宿泊施設の問題解決につなげようと始まったもので、各地での開催が少しずつ目立ち始めている。
徳島市阿波おどりのイベント民泊実施に関しては、イベント民泊実施業務を徳島市から受託した人材サービスのパソナ(東京都)についても取材しているので、下記の記事を参考にしてほしい。