スマートロックで特許 一定時間ごとに接続確認 ライナフが発表 民泊などでの活用も期待

民泊においても活用されているスマートロック(電子錠システム)。そのスマートロックについてライナフ(東京都)は18日、部屋の扉に設置されたスマートロックと室内に置かれたタブレット端末などが、一定時間ごとに通信接続を確認するシステムに関する特許を取得したと発表した。

同社によると、このシステムの特徴によってスマートロックのバッテリー残量を定期的に確認することが可能となる。また、スマートフォンやPCからスマートフォンが開閉でき、部屋の予約システムと連動させ、予約時間帯に限定して電子鍵を発行することも可能という。

同社はスマートロックなどのIoT(モノのインターネット)製品の開発と不動産ウェブサービスの開発に取り組んでいる。主力製品は不動産向けIoT製品Ninja Lock(https://www.ninjalock.me/)シリーズだ。また、スマートロックを活用した内覧予約システム「スマート内覧」や貸会議室予約システム「スマート会議室」などのサービスも展開している。

今回の特許の取得は、他社の模倣を防止し、サービスの質の向上へ集中することができるようすることを目的としたもの。同社は「IoT×Webサービスの開発を進めると共に、企業価値を最大化するために戦略的な特許取得について注力をしていきます」としている。

特許の取得は今年2月17日付。