京都に人気アニメ部屋が誕生 ファミリアリンクの民泊型ホテル 新撰組モチーフの”薄桜鬼”

民泊運用代行事業なども手掛けるファミリアリンク(東京都)は、京都市伏見区の伏見稲荷大社近くで今年7月に開業した民泊型スマートホテル「HOTEL JAPANING KYOTO FUSHIMI-INARI」(全17室)内に、人気のテレビアニメ「薄桜鬼〜御伽草子〜」(はくおうき〜おとぎそうし〜)の主要キャラクターが描かれたコンセプトルーム3部屋を誕生させ、宿泊予約の受け付けを開始した。

「薄桜鬼」は2008年に新撰組をモチーフとした女性向け恋愛アドベンチャーゲームとして発売され、テレビアニメ化や舞台化、ミュージカル化、映画化なども通じて人気を集めてきた。2016年にはちびキャラ版のアニメ「薄桜鬼〜御伽草子〜」がテレビ放映され、現在もファンが多い。

企画は、アニメやゲームをモチーフにしたコンセプトルームを手掛けるSO-ZO(東京都)が担当。室内はアニメ内で登場する「屯所」をイメージしてデザインし、枕や掛け布団などの寝具や内壁、入り口スペースなどに主要キャラクターを多数描いた。同社は報道発表で「ベッドに横たわると、自分も新選組の一員になった気持ちになれる仕組みです」とする。

宿泊期間は9月15日〜12月31日までで、3種類の宿泊プランを用意している。宿泊者限定のお持ち帰りグッズ(メッセージカード、お茶、がま口財布)も用意され、ファン同士のコスプレ撮影やお泊まり会などといった利用も多そうだ。

同ホテルは和モダンテイストで設計され、宿泊客が自宅のようにくつろげることも重視した「民泊型ホテル」型。スマートロックなどを導入した近代化スマートホテルという側面も持つ。立地は京阪伏見稲荷駅から徒歩7分、伏見稲荷大社から徒歩10分。

<予約ページ>
http://fami-hotels.jp/fushimi-inari/concept/

「運用代行王者・ファミネクトの品質基準」Familiar Link代表 柏木祐介さん