福岡県警中央署は28日、韓国人の「民泊」女性客に性的暴行を加えようとしたとして起訴された福岡県内の旅館業の男(34)を、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕した。報道などによると、警察が容疑者の尿を調べたところ、覚せい剤の陽性反応が出ていたという。
容疑者は7月17日に、福岡市内のワンルーム賃貸マンションで民泊させていた韓国人女性(31)に性的乱暴を加えたとして、「強制性交致傷」の疑いで逮捕された。その後、今月4日に「準強制性交未遂罪」に罪名が変わり、福岡地検が容疑者を起訴した。
報道によると、警察が最初の逮捕後に容疑者が所有する携帯電話を押収して調べたところ、覚せい剤の俗称である「アイス」という単語を含んだメールを送受信していたという。
同署によると、韓国人女性はインターネットを通じて容疑者が提供していた部屋を予約し、一緒に旅行中だった女性と福岡市内のワンルーム賃貸マンションの一室に宿泊した。その後、女性が宿泊後に韓国領事館を通じて110番通報し、警察が捜査を進めた。
警察の調べによると、男性は民泊運営に必要な旅館業法などの許可を得ていなかったという。