TripBizが新機能追加 民泊ホスト向けにカレンダー連携機能 キャッシュバックキャンペーンも実施へ

企業のビジネス出張や研修などに特化した民泊予約サイト「TripBiz」を運営するダイバージェント(東京都品川区/田中修治社長)は24日、他の民泊サイトの予約カレンダーと同期することができる「iCal連携機能」をホスト管理画面に実装したと、福岡市で開催された民泊EXPOプレミアム2017の会場で発表した。

民泊事業を営むホストには、AirbnbやTripBizなどの民泊予約サイトを複数活用し、集客につなげている人が多い。そのため、複数の民泊予約サイトを一元的に管理できると、ホストの管理業務を削減することができる。

TripBizはiCal連携機能を実装することで、TripBizと他の予約サイトの予約状況を同期させ、ダブルブッキング防止や手動でのカレンダー更新の手間を省いた。同期させた他の予約サイト側でも設定を終えておくことで、TripBizの予約状況も自動で反映される。

またカレンダー同期機能を実装したことで、ゲストの予約依頼を自動承認できる「即時予約承認」機能を利用できるようになり、予約承認作業を簡略化させた。

TripBizは今年3月に正式ローンチされ、企業のさまざまな宿泊需要に「一時社宅」を提供してきた。ユーザーをビジネスパーソンに特化させることで、ホストがより安心して空き屋や空き部屋を民泊物件として有効活用できることも特徴の一つだ。

TripBiz事業部の安田則之代表は民泊大学の取材に対し、「カレンダー同期機能により、さらに使いやすいプラットフォームに一歩前進できた」と強調。その上で「他の管理ツールとの連携も現在検討しており、ホストの方々の業務負担をさらに軽減できるよう継続して取り組んでいきたい」と語った。

最大1万円キャッシュバックキャンペーンも

同社はまた、10月9日開催の「民泊EXPOプレミアム大阪」への出展を記念し、「現金最大1万円キャッシュバックキャンペーン」を実施すると発表した。

対象者は、民泊EXPOプレミアム大阪の参加者や出展事業者で10月8、9日にTripBiz掲載の部屋に宿泊した人や、10月8、9日に宿泊予約可能なリスティングをTripBiz上に掲載したホスト。条件を満たして所定の申請をした人に、1泊につき最大1万円をキャッシュバックする。

応募を希望する人は、件名を「キャッシュバックキャンペーン応募」とした上でメール(info@tripbiz.com)で連絡する。詳しくはキャンペーン特設サイト(https://tripbiz.com/campaign/minpaku-expo-premium-osaka)で。

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