合法施設に特化した民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨(宮城県仙台市/上山康博社長)はこのほど、同サイトで訪日外国人旅行者向けAI(人口知能)チャットコンシェルジュサービス「Bebot」のサービス提供を開始すると発表した。
Bebotはビースポーク(東京都港区/綱川明美社長)の運営するサービス。民泊施設向けは英語・中国語に対応している。導入はまず、同社が大阪で自社運営する民泊マンション「SJ大阪セントラル」で試験的に行う。
百戦錬磨は導入の目的について、「カスタマーサービス業務を人工知能により自動化することで、対応スタッフの負担軽減や旅行者の満足度向上などを目指す」としている。Bebotを導入すると、旅行者などからのFacebook MessengerやWeChatなどのチャットアプリを使った問い合わせに、24時間いつでもリアルタイムにAIが自動対応するという。
同社は報道発表で、「今後、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行を控え、民泊ホストの利便性、業務効率化や旅行者の満足度向上など、双方のメリットを実現するソリューション拡充に努めていく」としている。