農家民泊にクレカ決済試験導入へ 秋田県大館市 秋田銀行とコイニー社が連携支援

秋田銀行(頭取・新谷明弘)は26日、コイニー株式会社(本社・東京都渋谷区/代表取締役・佐俣奈緒子)と連携し、農家民泊などに取り組む大館市まるごと体験推進協議会(代表・石垣一子)に対してクレジットカード決済サービスの試験導入支援を実施すると発表した。

大館市まるごと体験推進協議会は、2010年5月に官民協働で設立。これまで、修学旅行の児童・生徒を受け入れる体験型の農家民泊やグリーンツーリズムに取り組んできた。これまで決済方法は現金以外になく、クレジットカード決済の導入で宿泊客側と受け入れ側双方の利便性が高まることになる。

コイニーは2012年3月設立。専用カードリーダーとスマートフォン・タブレットを使った事業者向けの決済サービス「Coineyターミナル」や、QRコードとスマートフォン・タブレットのカメラで認証・決済する「Coineyスキャン」、簡単に決済ページがつくれる「Coineyペイジ」を展開している。

秋田銀行は報道発表で「地域経済の発展に寄与することを目的に、今後も事業者の皆さまに対して、販売機会の拡大およびインバウンド需要への対応に向けたサービスの提供に努めていきたい」としている。