東京都中野区は、住宅宿泊事業法(民泊新法)【→法律全文】第18条(条例による住宅宿泊事業の実施の制限)に基づく条例による民泊の追加制限について、条例に盛り込む主な内容と考え方をこのほどまとめた。今月22日と23日の意見交換会で内容を説明する。
東京都では、大田区【→記事】と新宿区【→記事】がそれぞれ条例の方向性を明らかにしている。住居専用地域においては、大田区は特区民泊に合わせて住居専用地域での民泊を全面禁止、新宿区は月〜木曜に民泊を禁止する方向。
中野区の方針が明らかになれば東京都内では3カ所目となる。区は民泊条例については「良好な住環境を確保しながら民泊の実施による地域活性化を図るために、条例を制定する予定」としており、意見交換会で区民から広く意見を募りたい考え。
意見交換会は、11月22日(水)午後7〜8時に中野区役所7階会議室、11月23日(木)午後2〜3時まで中野区役所1階特別集会室で開催する。事前の申し込みは不要。問い合わせは中野区役所環境部生活環境分野医薬環境衛生担当(電話:03-3382-6663)まで。