エボラブルアジアが横浜銀行など地銀3行と業務提携 民泊大手Airbnbに銀行の顧客企業を紹介

訪日旅行事業などを手掛けるエボラブルアジア(本社・東京都港区/代表取締役・吉村英毅)はこのほど、法人向けサービスの営業強化に向け、横浜銀行など地銀3行と業務提携を行うことで合意したと発表した。

エボラブルアジアは今年5月、民泊仲介世界大手Airbnbと業務提携し、Airbnbに掲載する日本国内のホテル・旅館開拓を独占的に引き受けている。このほど発表した業務提携では、横浜銀行のホテル・旅館業の顧客などに対してAirbnbへの掲載を紹介するなどしていく内容が盛り込まれている。

ほかの2行は四国銀行と京葉銀行。今回の業務提携における民泊以外の部分では、国内外の航空券を一括横断検索と法人割引により出張費の削減に貢献するビジネストラベルマネジメント(BTM)サービスを3行の顧客へ紹介することや、ベトナムのエンジニアによるラボ型開発によってIT人材の不足と人件費削減に寄与するITオフショア開発を横浜銀行の顧客へ紹介することも盛り込んだ。

エボラブルアジアは報道発表において、「本提携により、当社は、出張経費の削減を検討している顧客や、コストパフォーマンスの高いIT人材の採用や継続的なIT開発に取り組んでいる顧客、宿泊施設や民泊施設の空室問題でお悩みの顧客に対し、当社の法人向けサービスを提供いたします」としている。

同社は訪日旅行事業としては、訪日旅行客向けキャンピングカーレンタルや訪日旅行客向けダイナミックパッケージ、民泊CtoCプラットフォーム「エアトリ民泊」、訪日旅行者向け外貨両替サービスなどを手掛けている。

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