なぜこのタイミングでの発表なのか?
今のタイミングでこのガイドラインを出す意味としては、来年6月施行予定の民泊新法が始まる前にホストの方々に勉強していただく準備期間を設けるという意味合いで少し早めに発表しました。「法律を守る」だけでなく、「どうしたら外国人ゲストが楽しんでまた日本に帰ってきてくれるか?」、「どうしたら町中を巻き込んで民泊を楽しく安全に実施できるか?」、「ホテルと違う民泊の価値は何か?」などどこにも載っていない大事な要素がいろいろあるので参考になればと思います。
基本的には物件数が多い東京や大阪、京都など都心部の方が問題は発生する頻度が高いはずなので、そのような方々に読んでいただきたいと思っています。
今後の活動予定は?
現在、このガイドラインを用いて自治体と協力して普及活動も行っております。
シェアリングエコノミーを前向きに受け入れて、専門の部署を作ろうという動きになっている自治体もあり、このガイドラインを用いて上手く民泊の成功ケースを作ることができたらいいと思ってます。このような草の根活動の積み重ねを全国に広げていき、コツコツと成功例を作って行きたいです。
ホストとして経験した民泊の金銭面以上の素敵な経験を教えてください
神田さん
ゲストによってはコミュニケーションとってくれる人とそうでない人がいますが、以前宿泊してくれたカップルの男性が彼女にプロポーズするということで近くの花屋やケーキ屋などを教えてくれとのことでプロポーズに協力したことがありました。
別の国の全く赤の他人の人生に花を添えることができたことは本当に嬉しく思いましたし、ホームシェアリングがなければ出会うこともなかったでしょう。
日下さん
いろんなゲストが世界中から毎月泊まりにきてくれます。リピーターのゲストも多く、先週も5年前にアメリカからハネムーンで訪れたカップルゲストが、帰ってきてくれました。
出会った当時は独身だったのですが、その後、結婚し、お互い子供も出来て、今ではすっかり家族ぐるみの付き合いをする関係になり、子供服や玩具をプレゼントし合って、親友のような存在ですし、そんな友達が世界中に出来た事は何にも変えがたい魅力です。
島崎さん
工夫としては、ゲストの方から予約が入った際にその方の顔写真を拝見してそのイメージにあった花を用意して出迎えたり、ご近所コミュニティを楽しんでもらえるように近所のお店に一緒に行って、店員さんを紹介しています。
偶然好きなハリウッドスターが泊まりに来てくれたこともあったり、最近は泊まりに来たゲストの方からお仕事を頂く機会も増えてきました。
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来年1月”ホームシェアリングサミット”開催決定!
来年の1月20日に、ホームシェアリングサミット”100年続くホームシェアリングのカタチとその価値”を渋谷の100BANCHにて開催します。
開催の目的「Airbnbをきっかけに、外国人ゲストと出会い交流し、民泊の価値に気づいた。その価値というの金銭的価値もあるが他にもある。民泊、ホームシェアリングが持つその価値について共有し合い、日本中に広げていきたい。」
日時、時間、内容などは追ってFacebookページや民泊大学のイベントページなどでお知らせいたします。
〜民泊ホスティングガイドラインダウンロードページ〜
http://minpakuguideline.com/