民泊仲介世界大手Airbnbはこのほど、グループで旅行をする場合に予約費用を割り勘にする機能を追加したことを発表した。
宿泊施設などを予約した際、まず予約者は個人負担分を支払う。その後、ほかのメンバーが全員支払いを終えるまでは、72時間は予約は「保留」状態になる。予約者は部屋を予約後に開くページからメンバーに支払いを依頼する。
メンバーがAirbnbアカウントを持っていない場合は、Airbnbアカウントを作成する必要がある。支払い期限となる24時間前までにメンバーがまだ支払いを完了していない場合は、予約者とメンバーそれぞれにリマインドの連絡がメールで来る仕組みとなっている。
Airbnbは今年2月、決済サービスのスタートアップ企業「Tilt」を買収し、一部の国で割り勘機能を運用を進めてきていた。Airbnbによると、既に全世界での対応が28日から始まっており、既に計8万グループ以上が利用したという。
詳しい使い方は、Airbnbのヘルプ「割り勘とは?|Airbnb」や「どうすれば予約費用を割り勘にできますか?|Airbnb」が参考になる。