民泊等向けスマートキーボックス活用し、空室確認〜内見まで自動化 SQUEEZE独占販売の「igloohome」が、不動産仲介会社向け自動化システムと連携

民泊・ホテル・旅館事業者向けのクラウドソーシングサービスを提供するSQUEEZE(本社・東京都港区/代表取締役・舘林真一)が日本で独占販売契約を有するBluetooth対応スマートキーボックス「igloohome」が、不動産の空室確認や内見、申込受付などを人口知能(AI)などを使って自動化するシステム 「Cloud ChintAI」と連携した。

Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)はイタンジ(本社・東京都港区/代表取締役・伊藤嘉盛)が運営するサービス。機能として、空室確認電話への自動応答システム「ぶっかくん」や内見予約自動化システム「内見予約くん」、管理会社と仲介会社間のAIチャット機能などを有している。

今回の連携により、不動産仲介会社がユーザーから物件の内見希望を受けたときに「ぶっかくん」や「内見予約くん」を活用して内覧日時の予約すると、内見予約をした仲介会社の情報が自動でigloohome(イグルーホーム)と連動。その後、開錠用のワンタイムパスワードが発行され、内見ができる仕組みとなっている。

イタンジは今回の連携により、キーボックスの暗証番号流出による違法取引や不正占拠などの犯罪被害が抑制されることや、定期的にキーボックスの暗証番号を変更するために現地を訪れるコストの削減が実現できるとしている。

igloohomeは、インターネット接続のない環境でも操作が可能なBluetooth対応スマートキーボックス。同社によると、中古マンション売買及び不動産管理を行うスター・マイカグループの管理物件にて試験運用しながら改良を加え、連携したシステムの操作性も高めた。