人口知能(AI)を導入したアパート経営のプラットホーム「TATERU」の開発・運営などを手掛けるインベスターズクラウド(本社・東京都港区/代表取締役・古木大咲)は14日、来年4月に社名を「TATERU」に変更すること決定したと発表した。
社名変更は「TATERU」事業のさらなる発展に向けた取り組みの一環で、知名度やブランド力を一層向上させていきたい考え。訪日外国人観光客向けIoTデバイス「TRIP PHONE」など民泊事業を展開する子会社のiVacation(代表取締役・大城崇聡)についても、今月18日付けで「TATERU bnb」に社名変更する。
同社は「TATERU」という名称について、「アパートを『建てる』という意味だけでなく、かつてない常識を打ち『立てる』等の思いも込めております」と説明。その上で、「アパート経営のみに当てはまるものではなく、当社グループにおける新規事業の創出や海外事業の展開等を視野に入れた更なる企業成長に通じる概念」としている。
同社は同日、2016年4月から展開している不動産投資型クラウドファンディング「TATERU FUNDING」事業を独立させ、来年1月にTATERU Funding社を設立することも発表。独立化により一層の事業拡大と提供商品の多様化を目指すほか、不特事業許可や第二種金融商品取引業・投資運用業への登録を目指す。
同社はこれにより、不動産関連を中心としたアパート事業「TATERU Apartment」とクラウドファウンディング事業「TATERU Funding」、民泊事業「TATERU bnb」の3事業と、IoT事業「Robot Home」に事業再編し、今後の企業展開を進めていく。