楽天LIFULL STAY、来年2月から民泊向け戸建型宿泊施設を販売 不動産コンサル会社ハイアスと提携 共同ブランド「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」

楽天グループの民泊事業会社「楽天LIFULL STAY」(本社・東京都千代田区/代表取締役・太田 宗克)は15日、住宅・不動産・建設業界に特化した経営コンサルティング会社「ハイアス・アンド・カンパニー」(本社・東京都品川区/代表取締役・濵村聖一)と、民泊向けの戸建型宿泊施設の供給における業務提携で合意したと発表した。合意は同日付け。

楽天LIFULL STAYは、民泊・簡易宿所向けのブランディング・運用代行サービス「Rakuten STAY」の同サービスのサブブランドの一つとして、一戸建てタイプの宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE」の展開を予定している。

今回の提携により、ハイアスが運営する高性能デザイナーズ住宅「WILL STYLE」と「Rakuten STAY HOUSE」がコラボレーションし、戸建型宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」を共同で開発する。

同ブランドでは高い断熱性能や防音性能を備えるほか、低価格での建設を可能とすることなどに力点を置く。外観・内装デザインは来年1月に完成予定で、宿泊施設はハイアスのパートナー企業を通じ、来年2月に販売を開始する予定。

両社は報道発表で「楽天LIFULL STAYとハイアスは今後、住宅着工数の減少などにより市場が縮小する近年の住宅業界において、戸建型宿泊市場を新たに創出していくことを目指してまいります」としている。

ハイアス・アンド・カンパニーは2005年3月設立。住宅・不動産・建設業界に特化した経営コンサルティング会社で、全国の会員企業に事業ノウハウ・システム等をパッケージ化して提供している。

【速報】楽天LIFULL STAYとBooking.comが提携 日本国内の民泊物件を世界向けにも販売 民泊新法施行見据え、大型提携が実現

【記者会見/質疑応答掲載】楽天とLIFULLが民泊オーナー向け新サービス「Rakuten STAY」を発表!