パネル管理で使いやすく 小規模宿泊施設向けに管理サービス 大阪のステイシー社、月額980円から提供

今年7月に創業したステイシー(本社・大阪府大阪市/代表取締役・前田益宏)は26日、旅館やホテル、民泊、ゲストハウスなど様々な業態に対応可能な小規模宿泊施設向け宿泊管理サービス「Staysee(https://staysee.jp/)」の運営を開始したと発表した。

施設側の使いやすさを意識し、宿泊者情報を含む客室の予約状況の確認をパネル形式で表示するようにした。施設ごとにパネルの配置をカスタマイズ可能なっている。レストラン担当や清掃担当スタッフとの連携も効率化する。また予約サイトコントローラーと連携させることで、さまざまな予約サイトや旅行代理店からの予約をリアルタイムに反映できるようにした。

売り上げ情報を含む日報データをCSV形式で出力することも可能で、管理用のエクセルファイルや会計ソフトへのデータの取込みにも対応させている。同社は「システムリプレースにお悩みの施設様はもちろん、そもそもシステム導入が難しいと考える民泊業者様まで、今後、ますます高まるインバウンド需要に対応いただけるようStayseeは様々な宿泊施設を応援していきます」としている。

料金プランは3種類で、小規模な民泊やゲストハウス向けのライトプラン(月額980円)、複数アカウント登録や帳票機能がついたスタンダードプラン(月額3980円)、売掛管理機能を含む全機能を利用できるアドバンスプラン(月額9980円)がある。現在、ライトプランとスタンダードプランで3カ月無料トライアルを実施している。