「コンテナハウスが描く宿泊の未来」 ONFOCUS株式会社 代表取締役 上龍司さん

「民泊大学」の講義が始まります。今回の教授は、ONFOCUS株式会社 代表取締役の上龍司さんです。今年2018年は、民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行され、旅館業法も改正されます。民泊は全国に拡大し、沖縄や離島にまで広がっております。その中でにわかに注目を集める「コンテナハウス」。今回は、コンテナハウスを製造販売するONFOCUSの上さんに、事業をはじめた経緯と今後の展望についてお話を伺いました。

MOBILE BASE(コンテナハウス)事業を始めたきっかけは?



大分県別府市出身。大学は大分県にある立命館アジア太平洋大学。

国際色豊かな大学環境と留学経験の影響を受け、大学時代から海外マーケットを視野にいれた事業で起業したいと思っていました。その為、入社するなら海外で働くチャンスがある会社かつものづくりに興味があり、日本が誇る技術力の高さを海外に広めたいという漠然な想いがありました。表面処理というニッチな市場で世界シェアを誇る化学メーカーに入社。そこで、自動車、建機、家電、家具、建材、ロケット製品まで、表面があるものに対して幅広く貢献できる製品を通して、製造メーカーの設計担当者と一緒に大規模プロジェクトに参画し、開発から商品化まで携わり日本の製造業を学びました。

その後、友人のスタートアップ企業から協力要請がありインバウンド向け観光事業、民泊運営事業に参画。この時に携わっていた宿泊建設プロジェクトで出会ったのが、コンテナハウスを展開する建築会社でそこで初めてコンテナハウスについて知ることとなります。コンテナハウスは様々な課題に対して在来工法で解決できないことができる可能性、将来性を感じたと同時に、衝撃を受けました。

私がコンテナハウスの虜となり、業務提携という形で強く交渉をさせて頂いていたのですが、建築会社の方で後継者を探しに悩んでいたタイミングも重なり、事業譲渡をして頂くかたちで新規法人を設立し、新たにMOBILE BASEという商品名でコンテナハウスの事業展開を開始。現在はもっと手軽にお客様へMOBILE BASEを提供できるように製品開発を進めており、可動空間の価値創造を行っています。

民泊をはじめて知ったのはいつ?

4年前(2103年)に留学先で仲良くしていたカナダの友人を旅行で訪ねた際に、カナダにAirbnbというサービスがあることを聞いてカナダで初体験。日本にもどってきてしばらくして国際交流を目的に日本のおもてなしができるのではという気持ちから民泊に興味を持ち、個人的に新宿、新大久保、高円寺で民泊運営していた時期もありますが、当時は管理業者等も少なく、管理が非常に難しかったのを覚えています。

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