公認民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨(本社・宮城県仙台市/代表取締役・上山康博)はこのほど、大阪市浪速区の鉄道高架下スペースで、カフェ&バー併設のホステル「BON HOSTEL(ボン・ホステル)」を2月1日にオープンすると発表した。既にSTAY JAPANで事前予約受付(https://stayjapan.com/feature/BON-HOSTEL)を開始している。
訪日外国人旅行者に人気の大阪の中心部なんばで、日本全国の文化や魅力の発信基地としての側面を持つ。宿泊者に対し、日本国内の旅行先を紹介するほか、近郊でメニュー化されている岸和田天神宮での巫女体験や心斎橋での侍・忍者体験などを含む着地型体験ツアーも提案していく。
ドミトリーの相部屋タイプ(6人部屋・7人部屋)や個室(3人用・4人用)を揃えており、ベッド数は合計110床。BON HOSTELは難波や道頓堀などの観光スポットの近くにあり、南海なんば駅から徒歩10分。世界中の「発酵食」をテーマにしたカフェ&バー「Bon menu(ボンメニュー)」を併設する。
百戦錬磨は報道発表で「特に情報発信力の高いフラッシュパッカーなどをターゲットに、情報交換や情報発信の『場』として施設の企画・開発をいたしました」と説明。その上で「『高架下×宿泊施設』というユニークな形態で、旅行者から地域住民の方まで多様な人々が集う賑わいを創ってまいります」としている。
百戦錬磨は昨年12月、住友林業と業務提携し、住宅ストックを公認民泊施設として活用する新事業に参入することも発表している。第1弾として、大阪市西区にある特区民泊の許可を取得済みの賃貸マンションを「公認民泊マンション」として春ごろからの稼働する予定という。