千葉市、特区民泊に補助金 対象経費の50%、上限30万円 Wi-Fi整備、備品費も 26日〆切、未認定者も対象

千葉市が1月26日まで、特区民泊の受け入れ環境整備に関する補助金の申請を受け付けている。補助金額は補助対象経費の2分の1以内で、1事業者に対する補助金の上限は30万円。

千葉市の特区民泊(2泊3日以上)は、若葉区と緑区の市街化調整区域と住居専用地域で実施。市内陸部で提供されている農業体験や観光資源を活用し、滞在型余暇活動の提供を促進するなどの戦略的プロモーションの一環として導入している。

補助対象となる整備経費は、施設案内や利用案内、パンフレットやウェブサイトなどの多言語対応表示やWi-Fi(無線LAN)整備、消防設備や非常用照明の設置、衛生設備や空調の整備のほか、取得金額が2万円以上の備品やゲストが利用するための自転車も含まれる。

補助金申請には、事業計画書や事業内容が確認できる図面や工程表、見積書(2社以上)などが必要。特区民泊の認定を既に受けている事業者もこれから認定を受けようとしている事業者も、両方を対象とする。個人・団体を問わない。

申請期間は1月26日(金)=必着=まで。申請者に対しては2月初旬をめどに、書類審査と面接審査を実施する予定。千葉市のご案内ページ(https://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/promotion/minpaku_hojokin.html)でも詳しい内容を確認できる。

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