楽天、SQUEEZEとタッグ 民泊運営効率化へ新サービス 「あんしんステイIoT」

楽天グループの通信会社「楽天コミュニケーションズ」(本社・東京都世田谷区/代表取締役:平井康文)は1日、SQUEEZE (本社:東京都港区/代表取締役・舘林真一)との共同開発により、民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」の提供を開始すると発表した。

両社によると、1年以上にわたり両社のノウハウを共有して新サービスの実証実験を進めてきた。タブレット端末によるチェックイン対応の遠隔対応やスマートロック活用によるチェックイン無人化などにより、運用業務を約3分の1に削減することができているという。

SQUEEZEは管理物件の予約や清掃管理を効率化する「suitebook」を既に運営している。同日の発表では、「あんしんステイIoT」をsuitebookと連携させ、SQUEEZE顧客向けに提供開始するとしている。

両社によると、両サービスを連携させることで、鍵管理や宿泊者名簿作成、本人確認、騒音検知、宿泊者サポート、チェックアウトなどを効率化できるという。宿泊者名簿情報や本人確認における個人情報の取得・管理は楽天コミュニケーションズが担当する。

また今後、ブロックチェーン技術などを「あんしんステイIoT」に導入するほか、各種サービスとの連携を進める方針。特区民泊や旅館業法、6月15日に施行される住宅宿泊事業法(民泊新法)、各自治体で制定の動きが進む民泊条例などの法令遵守も徹底するとしている。

SQUEEZEの舘林代表は民泊大学の取材に対し、「あんしんステイIoTでは、ゲストのチェックイン・アウトにおける業務を簡素化するだけでなく、ゲストのパスポート情報の保管などの個人情報の取り扱いにおいてもセキュリティーの高いソリューションを提供できると確信している」と強調。その上で「今回の事業提携によって、民泊だけでなく宿泊業界にもっとITを浸透させていきたい」と語った。

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