ホスト手数料0.45%の民泊予約サイト誕生へ? zangll「独自仮想通貨で送入金5秒」 ICOで資金調達、3〜4月にも

「ホスト手数料を0.45%に抑える」「決済・入金を5秒で終える」—。

民泊世界大手のAirbnbやBooking.comを超えるバケーションレンタル(民泊)予約サイトとなれるのか?「zangll」(ザングル)が今春にも、仮想通貨技術を使った資金調達「ICO(新規仮想通貨公開)」を実施する。

その資金を使い、独自の仮想通貨「ZNGL」で取引を行うC2C(個人間取引)民泊予約サイトを開設し、契約内容から決済までの自動化する新たな技術「スマートコントラクト」の導入などで、手数料を最小化したい考えだ。

現在、Airbnbのホスト手数料は3%、Booking.comの手数料は12%だ。zangllはこれまでに、投資家向けの説明でこの手数料を0.45%まで抑えるとしている。また、最低3日程度以上かかるゲストからの送金とホストへの入金の時間を、5秒以内をすることを目指しているという。

資金調達の実施に関する情報はzangllウェブサイト(http://zangll.io/)から確認できる。zangllは2019年にもサービスを公開し、2020年には全世界で利用者18万人を目指すようだ。