アメリカで民泊運用支援事業を展開するプロパリィ社はこのほど、無人型民泊へのサポート事業の一環として、米アマゾンのAI(人工知能)スマートスピーカー「Amazon Echo」を導入を強化する方針を明らかにした。海外の旅行ニュースサイト「Travel Daily News International(英語版)」が報じた。
プロパリィ社は、民泊の予約管理システムや清掃サービスを提供するアメリカの民泊支援企業大手。同社はAmazon Echoの音声機能などを活用して、民泊周辺の天候や地域情報、交通情報のほか、照明の点灯や施錠などのスマートホームシステムも連動させる見込み。
プロパリィ社のアレックス・ニッグ最高経営責任者(CEO)は「施設の所有者や管理者、ホストはゲストに素晴らしい体験を提供するソリューション(解決策)を熱望している」と強調。Amazon Echoと既に提供している予約管理システムと清掃代行サービスなどを掛け合わせ、サービスの質をさらに向上させたい考え。
プロパリィ社のサービスは現在世界63カ国で導入されている。現在利用者の数は数千に及び、シェアリングエコノミーの代表格とも言える民泊の普及を追い風に、今後も事業拡大に向けた取り組みを続けていきたい考え。
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