「Air Buy&Check(ABC)」高野勇斗さん
民泊の供給量増加による売上の低下やコストの増加、民泊新法による180日規制などさまざまな要因から宿泊費以外での
収益の確保やゲストの満足度を上げることにより差別化する必要が生じている。
ホストにも還元されるゲスト向けコンシェルジュサービスAir Buy&Check。セミナーではサービスを思いついたきっかけや
ホストがゲストに商品やサービスを売買できる機能の部分を紹介。
「シェアのり」田平誠人さん(一部をご紹介)
カーシェアとライドシェアの違いは?
B2B or C2C、運転手あり or なしで、4つの分野に分かれています。
弊社は、C2Cで運転手なしの「個人間カーシェアリングサービス」の分野に位置しています。
競合としては「DeNA」の『Anyca』がありますが、『Anyca』が高級車を中心に扱っているのに対して、『シェアのり』は大衆車に絞っています。
カーシェアと民泊事業の組み合わせは?
①宿ではなく車もシェア
民泊ホストの売上は宿泊単価×宿泊日数ということですが、単価を上げるために車もシェアをすることで、宿泊単価を上げる事ができます。
②過疎地の交通インフラ
利用者が少なすぎて採算が合わないため、過疎地では現地で車を借りたくてもありません。
ただ、日本の免許証を持ってない場合は、運転不可です。
外国人のフローを考えると、入国→滞在→出国となりますが、「滞在」の部分ではガイドの分野が期待できそうです。
例えば「Huber」では、従来はガイド免許が必要でしたが、通訳する人とガイドする人を分けることで免許なしでもガイドができる仕組みを作り上げました。
参加者のセミナー感想
「不動産投資をやっていると出口戦略を考えますが、民泊投資の戦略についてがあると良かったです」
「『Air Buy and Check』など消費者のインフラを抑えているサービスはリリース後すぐにでも使いたいですね」
「大きめの部屋の運用が多いので『HomeAway』を使っていないのは間違っていました笑」
編集部
いかがでしたでしょうか?
セミナー終了後には懇親会が開催され、民泊事業者と民泊ホスト間の交流がされました。
ネットだけでなく、実際に足を運んで得られる情報は非常に貴重だったのではないでしょうか。
「民泊大学」は今後も民泊ホストの方々に沿った、現場の情報を伝えていければと思います!