【第3回】その差別化、日常業務内で継続できますか?

例5 朝食

継続可能な差別化
飲み物とトーストを用意するだけ。

継続困難な差別化
手作りの豪華な朝食

さて、5つの事例をあげました。
皆様も、差別化に限らず、何か新しい事を始めるときは、それに要する時間は、20秒以内に抑えられるのか、抑える方法はないか、ご検討下さい。20秒以上必要な習慣や差別化は、3日坊主になる可能性が高いです

もし、20秒以上必要な活動をする場合の注意点
ショーン・エイカーというハーバード大学の心理学者の著書「幸福優位7つの法則」には、以下のことも書いてあります。

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もし、20秒以上必要な活動を行うなら、その実行に必要な準備の時間をせめて20秒以内にすると、3日坊主になりにくい。
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これは、例えば、朝起きて、ランニングを行う場合を例にあげましょう。
夜寝るときに、ランニングの服(ジャージなど)で寝る。そして、朝起きたら、着替え不要で、すぐにランニング可能な状態にしておくと良いでしょう。
通常、パジャマからジャージへの着替えは、20秒以上かかります。20秒以上の準備を無くせば、多くの方は朝のランニングを継続できると、この著書には書かれています。
英語の勉強も同じです。人間は、英語を勉強するセットを常に部屋の中に用意しておけば、勉強を継続できる確率は高まります。もちろん、絶対に継続できるとは限りませんが。。。

最後に
差別化を行うには、20秒以内でやり終えることができるように、その差別化の活動を工夫する。
20秒以内で行うのが難しい差別化は、準備までに20秒かからないようにする。

次回の第4章はこちらからか(https://minpaku-univ.com/series/10762/)

<著者プロフィール>
長坂 創太(ながさか そうた)
1984年、愛知県生まれ。
22歳~25歳:大手コンサルティング会社で営業職に従事。
26~27歳:バックパッカーとして世界50カ国を回る。
27~29歳:早稲田大学大学院に入学。そこで同級生と起業を計画。
30~:ロシア人の奥さんと結婚と同時に、株式会社ウィンズを起業。業務内容は、民泊や特区民泊、旅館業(簡易宿所)対応サイトコントローラーやPMSの販売と、宿泊施設運営。取得資格:宅地建物取引士、TOEIC915

コラム監修:株式会社いろは(http://iroha-house.com/)
運営ウェブサイト:
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