Airbnbなどの民泊仲介サイトの出現により、いままで眠っていた空き家や空室とコミュニケーション能力・語学力などが活用されることが容易になりました。
まだまだ地域には活かされていない資源があることでしょう。 先日、民泊事業へトライしたいという方の相談を受けました。詳しくお話しを聞くためにお宅へ伺いました、空いているお部屋(センスのよい家具)、そして地域活動などを行ってきた実績など、すぐに民泊事業を運営をスタートさせられそうでした。
民泊事業スタートをさせるにあたって障壁になっている部分をヒアリング、様々な事情があり生活が困窮することになったそうです。現在は行政からの支援を受け生活されているとのことでした、。
さらに詳しく事情をヒアリングさせていただきました。その方は生活を立て直す意思を強くもっており、複数のパートを掛け持つことも検討したそうですが、ご自身の置かれた環境から民泊事業を行いながら生活の基盤を立て直すことを思い立ったそうです。
私は前職、保育士養成施設の運営を行っており、資格取得を目指す学生のサポートをしておりました。資格取得希望者へ様々な支援制度をマッチングしていた経験があります、チャレンジしてみたいという気持ちに対して、支援があることで一歩踏み出しスタートができます。
今回の民泊事業スタートしたい方と保育士養成事業が重なる部分があり、おせっかいではありますが、行政担当者との打ち合わせされる日に私も同席をさせていただくことになりました。 行政担当者が来られ、早速ですが事業活動をスタートさせるプランをお話しいたしました。 行政の支援を受けながら民泊事業(ホスト滞在型)を行うという提案に対して、行政担当者も頭をひねりながら、得た収入をどうカウントするのかなど、一緒になって考えていただきました。
試行錯誤の上、事業スタートのイメージが共有できるところまで話が進むまでに至りました。 「小さな声を まちづくりに 個人の思いを原点に」 住宅宿泊事業法(民泊新法)施行がきっかけとなり、様々なプレーヤーが身の丈にあった民泊をスタートさせる準備をしております。