株式会社百戦錬磨(本社:宮城県仙台市/代表取締役社長:上山康博)は、運営する公認民泊予約サイト「STAY JAPAN」において、合法民泊を紹介するコンシェルジュサービス「宿探しお助けサービス」を開始した。
−「宿探しお助けサービス」開始の背景
サービス開始の背景はサイトによると下記3つがある。
1.他サイトの予約が突然取り消しになり困っている
国土交通省観光庁より登録申請中の住宅宿泊仲介業者に通知された「違法物件に係る予約の取扱い」において、違法物件は6月15日以降の予約の取消、もしくは合法物件への予約の変更を進める旨の通知された。
それを受けて、今後AirbnbやBooking.comなどが予約の取消などを行ったとき、Airbnbなどで予約していた宿泊者が露頭に迷うことになる。
そのため、「宿探しお助けサービス」を活用し、STAY JAPANの合法民泊施設へと予約を促していく。
2.お得で安心な合法民泊に泊まりたい
民泊に対して、メディアの影響などにより良いイメージを持たれていない場合が多い。特に初めて利用する方からすると不安である。そういった不安を持たれている方のために、コンシェルジュが施設を紹介することで安心して宿泊することができる。
3.宿を探す時間がない、面倒くさい
宿泊全体で言えることであるが、多くの施設があり、どの施設がおすすめか、自分の利用目的に合うかどうかなど正直わかりにくい。民泊施設でも同様である。そこで、コンシェルジュがお客様の利用目的など要望を聞き、それに最適な施設をいくつか提案することにより、時間も短縮され、より満足度の高い宿泊を実現することができる。
−「宿探しお助けサービス」について
サービスの利用方法は、
1.まずはお申込み
宿探しお助けサービス申込フォームより、メールアドレス・地域・日付・要望等を記入
2.24時間以内に、ご希望条件に合った宿をいくつかご紹介
一棟貸切や農業体験、漁業体験などできる宿やとにかく変わった宿というような
ご希望条件に合った宿を紹介
3.宿を予約
宿が気に入ったら、STAY JAPANで宿を予約
となる。言語は、日本語の他に英語、中国語にも対応している。
−最後に
6月2日にAirbnbの違法民泊物件が一斉に非掲載になった。また、上記で述べた通り6月1日の観光庁の通達により違法物件の未来予約について削除または合法物件への変更が求められている。
おそらく以前よりコンシェルジュサービスの開始は考えていたと思うが、このタイミングで、上記のニュアンスを絡めてリリースしたのはさすがである。Reluxでも民泊施設のコンシェルジュサービスを開始したが、宿泊ニーズ、そして多様な宿泊体験を提供する施設が増えてきたことから、お客様の要望をしっかり把握した上で最適な施設をご案内することに価値がでてくるのではないか。
(民泊大学研究生・受田宏基)