【速報】6月9日オープン!Rakuten STAY HOSTELに潜入取材してきました!

今回は6月9日(土)にオープンしたばかりの、大阪心斎橋にある「Rakuten STAY HOSTEL Art cafe & bar」(以下Rakuten STAY HOSTEL)をレポートする。

 

ーRakuten STAY HOSTELとはどういうホステル?

Rakuten STAY HOSTELは「Art」をコンセプトとし、絵画やオブジェの展示、一部の壁に施されたペイントアートなどが特徴的なホステルである。

運営形態としては、旅館業の簡易宿所を取得しており、オーナーがExtraordinary株式会社で、ホステルの運営を株式会社オックスコンサルティング、そしてブランドを楽天LIFULL STAY株式会社が提供しているという形態である。

ドミトリーの予約はVacation STAYやBooking.comから予約が可能で、宿泊料金は4,600円〜で、オープン初月は1,000円割引の3,600円で宿泊可能とのこと。高単価な価格付けを行っている理由としては、インバウンドの旅行者だけでなく、国内の旅行者も重視し狙っていきたいからとのこと。

 

ーRakuten STAY HOSTELの体験をレポート

東京を19時に新幹線で出発し、Rakuten STAY HOSTELに向かった。
新大阪につき、御堂筋線で一本の心斎橋駅でおり、徒歩10分ほどのところにホステルはあった。

外観は楽天の赤が押し出されていると言うよりも、スケルトンでおしゃれな作りになっている。

入るとすぐにフロントがあり、一階はBarやカフェスペースになっている。
このときはオープン前で、まだ風営法をとっていないということで営業自体はおわっていた。

有名デザイナーのオガワキイチロウ氏の絵が飾られている。
今後は月ごとにデザイナーが代わり、展示されているものも変わっていく予定とのことで、毎回違った雰囲気を味わうことができる。

 

アメニティもRakuten使用のもの。
隠れミッキーのように、随所にロゴがある。是非訪れた際はRakutenマークを探してみるのも一つの楽しみ。

2階と6階が共有スペースになっており、3階が女性専用フロア、4階が男女共同フロア、5階が男性用フロアになっている。シャワーや洗濯機などは2階にある。

早速チェックインを済ませて、5階のドミトリールームへ。

ドミトリーは各階に20床ずつあり、全部で60床がある。マットが厚く、寝心地がとてもよかった。(ニトリのNスリープというマットを使っているとのこと)

各フロアにトイレがある。

せっかくなので、2階と6階の共有スペースへ。
2階の共有スペースには、シャワーや洗濯機、そしてソファー席には大きな彫刻が飾られている。
壁には大きな彫刻
シャワールーム
女性用のシャワールームにはパウダールームも

6階へは、5階のフロアまでエレベーターで行き、そこから階段を使って昇っていく。
もともとオフィスビルを改修して作られたため、通常のホテルやホステルの仕様とは違ったところもある。しかし、女性からすると男性フロアを経由するため、少し行きづらさがあるかもしれない。二階とは少し雰囲気が変わり、本などが置かれた少し落ち着いたスペースになっている。

周辺には飲食店が多く、ミナミの町を満喫。
今回は立ち食いずしに。ホテル食ではなく実際に町に出ることにより、町の雰囲気を肌で感じることができる。

そして次の日、朝10時。1階のカフェスペースにはカフェ利用のお客さんが数名。美しいスタッフの方に見送られてチェックアウト。
6月9日(土)には、オープン記念ということで、帝国ホテル大阪でレセプションパーティが開かれ、関係者200名ほどの方々が参加した。Rakuten STAY HOSTELの力の入れようがわかる。

 

ーRakuten STAY HOSTELを体験して感じたこと

Rakuten STAY HOSTELの1号店ということで、立地も良く、内装も洗練されていた。ベッドもこだわっており、通常のドミトリーよりも少し広く感じ、ぐっすりと眠ることができた。

2点、気になるのは価格とドミトリーのみということである。

価格に関して、国内の方をターゲットにしているとは言え、通常価格が4,600円と周辺のドミトリー施設に比べても高く、ドミトリーの利用者目線からすると価格を重視するため、価格勝負になっていってしまうのではないかということである。Rakuten STAY HOSTELだけの差別化要素、例えばアートの要素を入れることでどれだけ価格に対して宿泊者に付加価値を提供でるのかが気になるところである。

ドミトリーのみということに関して、価格と似てくるが、価格勝負になり、またファミリーやカップル、夫婦の宿泊者を囲うことができないという点がある。

これからRakuten STAY HOSTELとしては、他の民泊施設のフロント業務機能も果たしていくということで、HOSTELの周りの民泊施設との連携や宿泊者にとってもメリット(楽天ポイント連携や24時間の受付対応、その他割引)がある仕組みができていくのではと思う。

まだまだオープンしたばかりで、これから形作られていくRekuten STAY HOSTELが今後どのように展開していくのか注目していきたい。初月は1,000円割引で宿泊することができるため、この機会に是非体験してみてはいかがだろうか。

(民泊大学研究生・受田宏基)