サッカーワールドカップをロシアで観戦された方のお話によると、開催地での民泊も当初は少なかったものの、口コミで地元住民の中で民泊提供が広がり、リスティングが日に日に増えたそうです。
貸す人、借りる人ともに民泊を活用・利用することで誤解や偏見も減っていくことを願っております。
国内ではAirbnbでの予約削除いわゆる「エアビーショック」により届出を急ぐホストも増えました。
札幌市の場合、届出を行い、2週間程度で届出番号が通知されているようです。ゲスト・ホストも待ち望んでいた届出番号ですがサイト上で番号を入力するも公開にならないという現象も発生しており、混乱は当分続きそうです。
現場の混乱は続いておりますが、札幌市内で宿屋塾という集まりがありホテル関係者の勉強ではありますが、札幌市内及び近郊の住宅宿泊管理事業者 私も含めて8社が参加をしました。 主な内容は、 品質認証、安全安心の定義、品質認証の基準、ホテル旅館の覆面調査、インスペクションの基準概要、スターカテゴリーによる心理的価値の定量化、個人消費時代における心理的価値の獲得、 でした。
宿泊施設品質認証には2100項目があり、そのカテゴリーの中に住宅宿泊施設も含める準備があるとのお話でした。宿泊業の中で安心・安全は当たり前なものとして考えられていますが、ゲストとしては、その当たり前である情報を欲しているとの内容でした。細かな部分ではどうしたら安心感を得ることができるのか?を項目立ててチェック・評価するそうです。
基準をつくっていくことで、例えば4人程度の宿泊を想定している部屋は市内にどれくらいあるのか?それに対するニーズは足りているのか?など、足りていない分は住宅宿泊で対応が可能か?など分類をして考える必要がありそうです。 ホテル事業者vs民泊事業者という構図で報道されることもあり、私もホテルの方との接触は控えていた時期もあります。しかしホテルの方々は職業柄、困っている人には優しく接してしまう!?のか、このような勉強会への参加も制限されることなくお声がけいただけるようになりました。