支配人やオーナーである皆様は日々、現場スタッフの離職率の高騰、売上管理などの単純作業、利益率の低下などの問題に直面していると思います。これらは、人が現金を扱い、人が数字を入力するという手作業による問題であると考えています。
それらの解決策の1つとして、Booking.comなどのOTAで集客し、決済もオンラインで事前に行うというキャッシュレス運営を実現するという方法をご紹介したいと思います。
ますは、現金による運営とキャッシュレス運営の違いがひと目でわかる表を作成しました。表をご覧いただくおわかりのとおり、キャッシュレス運営によるメリットは大きいと考えています。
キャッシュレス運営の実現策を二つご紹介します。
キャッシュレス運営の実現策の1つ目として、Paypal利用する方法があります。
Paypalのリンク作成し、予約にメールを送信します。その後、予約者からのメールを受け取り、支払者情報を保存します。これは、支払いを完了しない予約者は催促、または期日までに対応できない予約者にはキャンセル処理を行います。(1組の集金に平均15分ぐらい必要です。)
この方法では、Paypalでの支払いをしない人に対し、いつまで部屋を確保しておくか、ノーショーのリスクに対してどうするのかなどの問題が残ります。
さらにオンライン決済での有効な手段が、ストライプという決済アプリ(https://stripe.com/jp)とBed24というサイトコントローラーをシステム連携して、事前決済を促すという方法です。
ストライプと弊社が国内で販売しているBeds24というサイトコントローラーはシステム連携しており、ユーザーがホテルを予約し、Booking.comでの決済方法「現地払い」と選択した予約者からクレカ情報を自動で取得し、1組あたりほぼワンクリックの20秒で事前集金が可能となります。
このように、万能ではないですが、キャッシュレス運営を可能にする決済サービスも登場しているので、今後頭に入れておくと良いかもしれません。
<著者プロフィール>
長坂 創太(ながさか そうた)
1984年、愛知県生まれ。
22歳~25歳:大手コンサルティング会社で営業職に従事。
26~27歳:バックパッカーとして世界50カ国を回る。
27~29歳:早稲田大学大学院に入学。そこで同級生と起業を計画。
30歳~:ロシア人の奥さんと結婚と同時に、株式会社ウィンズを起業。業務内容は、民泊や特区民泊、旅館業(簡易宿所)対応サイトコントローラーやPMSの販売と、宿泊施設運営。取得資格:宅地建物取引士、TOEIC915点
コラム監修:株式会社いろは(http://iroha-house.com/)
運営ウェブサイト:https://co-reception.com/