【第78回】消防署の立ち入り 『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

先日の札幌ホテル旅館協同組合主催の情報交換会・懇親会の中で札幌市MICE推進部が、札幌市消防局の住宅宿泊現場への立ち入りを行うというお話がありました。

届出をされた住宅宿泊事業所の一覧は札幌市民泊ポータルサイトでも掲載をされており、誰でも閲覧をすることが可能です。 住宅宿泊事業の消防署の立ち入りの立ち合いに同席をさせていただきました、その物件は、届出時に消防適合通知書を提出してはおらず、消防に関連する設備等はこれからという内容です。届出番号はすでに取得をされており仲介サイトを通じてゲストを受け入れております。 当日、ゲストがステイをしていたのですが、事情を伝え外出されている時間に合鍵で室内へ。 すでに営業をスタートさせていることについて消防職員の方も、そのあたりのことはよくご存知のようでした。

物件内で10分程度、設備が必要な内容について指摘を受け、後日書面で送っていただけるとのことで親切丁寧に対応していただきました。 住宅宿泊現場で、消防職員の方々と雑談等しながら、現況についてのお話等々をすることができました。 行政の立ち入りと聞くと驚かれるホストも多いかと思いますが、職員の方も現場を把握し、よりよくしようとしておりますので、積極的に立ち合いの受け入れをしアドバイスを求めることが良いかと思います。 私もなるべく現場へ立ち会うようにしております。