【第81回】賃貸住宅フェアin札幌 『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

9月6日の北海道胆振(いぶり)地方地震発生の前日・前々日に「賃貸住宅フェア2018in札幌 (主催 全国賃貸住宅新聞&家主と地主)」が開催されました。今考えると、台風21号と大地震の合間の期間であり、無事に開催できたのが不思議なくらいです。

賃貸住宅フェアでは、家主と地主・資産家オーナー・賃貸住宅市場で働く人などが約1500人来場。各セミナーやブースでは空室対策の成功事例・賃貸経営トラブルの解決法・最新の市場動向などの情報を得ることができます。

キーワードには、相続・空室対策・法律・入居者トラブル・リノベーション。

そして今回は【民泊】もテーマにに加わり、我々住宅宿泊事業者も賃貸住宅フェアへ加えていただきました。 私のセミナーは9月5日水10:20~11:10の50分間、「1年間の家賃を1カ月で稼ぐ、180日以下でも もうかる札幌での民泊運営」という内容で札幌市内の民泊売上事例など中心にお話し、おかげさまで立ち見が出るほど、多くの方に来場いただきました。

不動産関係者の中では「民泊」というキーワードは聞いたことはある、興味はある、しかし、取り組むか?どうかを検討中という企業が大多数です。 数名の方とお話をする中で、不動産に関わる企業としては先行者利益・後発者利益どちらかを選択するべきか悩ましいのが実情のようです。 住宅宿泊事業法施行がトリガーとなり、遊休資産である空室が民泊事業によって利活用が広がることを願っております。