【第93回】Airbnb全国キャラバンツアー2018札幌の開催報告 『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

平成30年11月7日(水)18:00~20:00に、サッポロファクトリーアトリウム・煙突広場を会場に大規模なミートアップが開催されました。(主催Airbnb Japan)

お陰様で100名以上の来場があり、多くのホストやゲストをはじめとした関係者と交流することができました。 民泊は玄関先にプレートは出てはいるものの、地域のホテル旅館などとは違い、その実態が見えにくい存在です。

先日、健康診断へ行き、医師から職業は?と聞かれ「民泊業」と答えたところ、「それはそれは大変なお仕事ですね!お休みできないでしょうからインフルエンザ予防接種を受けたらどうですか?」と提案されました。実際のところ、民泊運営の仕組みが確立されると毎日が在宅勤務・休日のような生活も可能なのです。 それくらい地域住民の方がイメージする「民泊」には乖離が大きいのです。

今回のイベントのトークセッションでは、「民泊」を知らない市民の方、ホテル運営者、行政書士、民泊ホスト、民泊代行会社、Airbnb Japanスタッフと多くの方に登壇いただきました。 会場から民泊はどのようにしてチェックインするの?という質問に対して、行政書士から、実際にタブレットを使用してABCチェックインの操作方法を案内しました。

札幌市消防局から職員2名の方が来場いただき、消防設備についても情報提供いただきました、また札幌市観光部局の職員も「個人的にですが」と参加をしていました。 「民泊は不安」「国の民泊制度がおかしい」「届出受付方法が複雑」「システムが変わった」などという素朴な疑問や問題提起を解決するためにも、企業・行政・住民が同じテーブルについて話し合い、計画し、行動するべきです。

ほんの一部ですが今回の地域イベントを通して、関係者の距離を縮め、札幌の民泊実態を地域で発信することができました。