【第101回】民泊向けIT導入補助金『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

私は1日3アポイントを基本としており、午前1・午後夕方2など、土日問わず続けています。予定がないときはセミナーや会合、そして各相談窓口へ行くなど、ブラブラと過ごしています。

ある日、予定が無い日があったので北海道よろず支援拠点をアポなしで訪ねてみました。「よろず支援拠点」は、中小企業庁が実施する経営相談窓口で、各都道府県に設置されており、地域を支える中小企業・小規模事業者等の業績改善を通じて地域活性化を目指す無料の相談窓口です。

特に相談をする内容もなかったのですが、住宅宿泊事業法施行後、消防設備・チェックインシステムなど、運営上、必要となる経費が発生をしており、それらに対する助成制度について相談をしてみました。

相談窓口の方は親切丁寧に対応をしていただき、IT補助金という制度の説明会があるので参加をしてみませんか?と提案、その後、私はIT補助金制度のセミナーを受講いたしました。

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助、業務効率化・売上アップをサポート。 セミナーの内容を聞きチェックインシステムや自社サイトでの集客仕組みづくり・清掃手配(自動受発注)などの開発にかかる経費が対象となることを教えていただきました。

IT補助金制度の提供企業の一覧の中に、住宅宿泊事業向けをサービスが掲載をされています。 IT補助金の申請はすべてネット上で申請を行う仕組みとなっており、自宅にいながらパソコンとネット環境があれば完結をすることが可能です。 最大50万円助成と少額ではありますが、活用をさせていただくことで住宅宿泊事業に関連する支援制度がさらに拡大をされることに対して一部期待も含めて応募をいたしました。 近日中にIT補助金交付決定の可否が周知される予定です、本コラムで結果など紹介をいたします。

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