体調が悪く病院へ行くとインフルエンザAと診断をされ、高熱による体調不良に苦慮しながら、1ケ月先に開催をされる第70回さっぽろ雪まつり(1月31日から2月11日)の準備に追われています。
私自身、生まれてから北海道に住む者として「さっぽろ雪まつり」は当たり前の存在となっており、さらには学生時代には雪まつり期間が試験日程と重なることから「雪まつりの雪像を見たら落第する・単位を落とす」などの都市伝説もあり、会場に足が向かなくなっていったのです。
その後、住宅宿泊事業(民泊)にかかわるようになり、早いもので5回目の「さっぽろ雪まつり」を迎えます。例年250万人の観客によって宿泊需要も高まります。当然、イベント期間の料金設定には無関心ではいられなくなっていきます。
今年度からホテル旅館組合の勉強会へ参加をさせていただきレベニューマネージメントについて勉強をさせていただく機会を得ました。レベニューマネージメントとは顧客(ゲスト)の購入意欲に応じで需要を予測し価格を変えることで収益の最大化を図ることです。収益機会の損失や潜在需要の逸失を防ぎ収益機会を最大化できるとされています。
住宅宿泊事業(民泊)における1泊あたりの単価設定について、遠方から来るゲストへ安価に部屋を提供し「さっぽろ雪まつり」という貴重な体験を提供したい、需要にあわせて単価を合わせ、利益を最大化したいなどホストの考え方は様々です。
賃貸アパートの家賃以上に住宅宿泊事業(民泊)の宿泊単価設定は細かくチェックする必要があります。 民泊にかかる1年間の家賃を1カ月で稼ぐ、180日以下でも儲かる札幌での民泊運営を目指すのであれば、イベント期間の繁忙期の価格調整がポイントとなります。
現場では札幌市内40㎡の1室1ヶ月6万円のアパートに家具家電を設置して、1泊7.5万円で集客は可能なのか?どのサイトへ掲載をするとよいのか?利益を最大化することはリピートにつながるのか?など試行錯誤が続いています。