【第105回】「第70回さっぽろ雪まつり」開催に伴う宿泊施設における防火安全対策の徹底について 『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

新年あけましておめでとうございます。1月31日から2月11日まで開催される「第70回さっぽろ雪まつり」まで、あと4週間あまりとなり、雪像の制作もスタートしております。

さっぽろ雪まつりは260万人を超える観客が訪れる一大イベントです、訪れた民泊ゲストが、安全安心にイベントを楽しんでいただくため、札幌市消防局から住宅宿泊事業者へ向けて注意喚起の文面をいただきました。市内の住宅宿泊管理業者へ情報共有を図っているところです。
火災となる原因は、差し込みプラグの接触不良から接続部が発熱発火ほか、電源の入った電気ストーブへリネン用ワゴンが接触して発生するなど、過去の宿泊施設の火災事例から住宅宿泊事業現場においても火災予防の取り組みが行われています。

特に家主不在型の物件においては、日々物件の細部を確認するのは清掃チームが主となります。日々行っている業務は清掃ではありますが、清掃時に差し込みプラグを確認するなど、火災を未然に防ぐ視点も必要です。日々の清掃時の確認による安心安全が地域の「産業・経済・観光」とつながっています。

札幌市消防局と住宅宿泊事業者による情報交換や相談・連携は始まったばかりではありますが、日常的なコミュニケーションの積み重ねを心がけ、業務を進めやすい環境をつくっていきます。

本年も宜しくお願いいたします。