【第109回】民泊を通じた地域のPR『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

先日、大雪が降る中、札幌市内の民泊ホストの方のご自宅を開催場所として新年会を開催し、15名ほどが参加しました。私も遅れて参加をしました。

地元札幌市議会議員の横山峰子さんが来られており、民泊ホストと意見交換をされていました。その中には2018年6月15日住宅宿泊事業法(民泊新法)施行前、適法化以前の内容も含まれます。 ホスト側からも「議員間で民泊が話題になることはあるか」など、このような小規模なミニ集会(お茶コン)だからこそできる本音で話し合いをしました。

「 住宅宿泊事業者(民泊ホスト)の活動は、補助金や助成金を求める活動ではないが、行政の広報誌、例えば広報さっぽろ等で民泊ホストの活動を紹介するなど、地域の方々への理解が広がるようなことができないか?」「災害時のオープンハウス」「個人旅行をどのように受け入れるか」「観光2次交通の現状」「札幌市観光部局MICEと住宅宿泊事業者民泊ホストの連携」「民泊部屋を活用した観光PRも展開されていること」「除雪作業を体験したいゲストの事例」など話題は尽きません。

見方によっては、民泊ホストたちは自主的な経済活動を通して、札幌の生活や体験を世界へ発信しているともいえます。民泊ホストの活動を制限するのではなく、地域活動へ広く参画、促すことも考えられます。

今回は地元市議会議員横山峰子さんとホストとのミニ集会というスタイルではありましたが、今後、統一地方選挙立候補者に対して、住宅宿泊事業者による政策提案会を実施し、各候補者の公約へ反映させるような取り組みを考えております。