2019年の春節は2月5日です。韓国から札幌へ観光で来ているゲストへ聞くと、2月2日土曜日から2月6日水曜日まで5連休と話していました。
韓国では1月1日は、西暦が変わるくらいの認識で通常通り過ごし、正月は2月(春節)とし、その日に家族や親戚が皆集まり、食事をして過ごすそうです。

第70回さっぽろ雪まつり 大通・すすきの会場は2月4日月曜日から11日祝月曜日まで開催されます。春節と重複をすることもあり中国・香港・韓国から多くのゲストが来道・来札されます。 さっぽろ雪まつり開催時期、春節を意識しての日程としているかどうかは不確かですが、70年前は1日のみの開催、その後、回を重ねるごとに開催日や時期・日数調整の上、現在の250万人が訪れるイベントへと発展してきました。
我々、住宅宿泊事業者も2月「さっぽろ雪まつり」開催による宿泊需要増を見越して、民泊部屋を増やしてきました。2月の繁忙期の売上で、3・4月の閑散期分をカバーするという考えです。必然的に2月の宿泊料金は高く設定されます。 例として、さっぽろ雪まつり期間、アパート空き室1室(35㎡)4人部屋が1泊4万円(1人1泊1万円程度)イベント期間の8日(前後)、4万円×8日の32万円。年間の賃貸売上を2月のみでクリアしてしまうという、ここ4年くらいの雪まつりの民泊市場状況でした。
ところが今年は、ホテル客室増加・住宅宿泊事業へ不動産会社参入による施設増加・北海道胆振東部地震によるゲスト減少など様々な影響が考えられるのですが、宿泊需要と供給のバランスに変化を感じます。これらの変化については統計等で示されることでしょう。 住宅宿泊事業者は、環境変化を感じブルーオーシャンエリアへ事業移転など対応中です。