北海道経済部観光局より平成30年度(2018年度)第3四半期(10月から12月)観光入込客数調査報告が公開されました。
観光入込客数(実人数)は 898万人 (前年同期比 ▲0.3%)
9月に発生した胆振東部地震の影響がありましたが、北海道ふっこう割の効果、様々なプロモーションに取り組みもあり前年同期とほぼ横ばい(0.3%減)でした。
4月から12月までの3期の合計は前年同期と比較して2.1%の減少、
平成30年(2018年)1月から12月までの暦年の合計は1.3%減。震災やブラックアウトの影響もあった中、関係者の努力もあり減少幅を少なく食い止められました。
訪日外国人来道者数(実人数)は669,000人 (前年同期比 +5.7%)。
平成30年度(平成2018年度)第3四半期(10月~12月)の訪日外国人来道者数は、アジア圏の北海道人気が高く、そして国際定期便の新規就航や増便も増加要因があり、前年同期と比較して5.7%増加の66万9,000人と健闘しています。
国・地域別にみると、台湾が14万4,100人で最も多く、以下、中国13万6,800人、韓国13万2,300人の順となっています。
4月から12月までの3期の合計は、前年同期と比較して10.3%の増加です。
平成30年(2018年)1月から12月までの暦年の合計は、12.9%増の298万400人、日本全体の訪日外国人旅行者数3,119万2,000人の9.6%となっています。
観光消費額単価 宿泊 道内客23,976円・道外客80,104円・外国人127,735円と訪日外国人の消費額が突出しています。
以上のデータからも、災害があったが訪日外国人来道者数は増加傾向にあり、今後も国際定期便の新規就航や増便をどこまで増やすことができるかがポイントになります。平成30年度、3期計来道者数+15.1%(構成比20.2%)大幅に伸びているのが中国からのゲストなのです。
民泊仲介サイトはAirbnb社が最大手ですが、Airbnb社のアプリを使用しグーグルドライブやグーグルマップ・Youtube動画でゲストへ詳細な案内を送るも国によってさまざまな事情がありゲストから確認することができないことがあります。国によってはAirbnb社の認知度が低いケースもあるのです。
そこで、仲介サイトから 途家日本マーケティング部署のマネージャー 崔 芸瑩(サイゲイエイ)さんを招いて「中国客を招待・中国系OTAについて」勉強会を開催することにいたしました。
6月23日14:00~ 無料 定員20名
詳しくはこちらhttps://hokkaido-minkan.or.jp/
平成19年、内閣府内に設置されたアジア・ゲートウェイ構想・戦略会議によって.「航空自由化(アジア・オープンスカイ)」に向けた航空政策の転換などが示されてから約10年が経過しますが、北海道内多くの地域でアジアの大交流時代を実感できるレベルになりつつあります。地域でどのように受け皿をつくっていくべきか、崔 芸瑩(サイゲイエイ)さんと一緒にお話をする機会を楽しみにしております。