先日、ショッキングなニュース報道がありました、札幌市豊平区の住宅宿泊(民泊)現場を拠点に犯罪が行われていたという内容です。
犯人は不在型民泊施設へコンタクトし他人名義で予約。
カップ麺の中に覚せい剤(約2キロ)を隠し、住宅宿泊(民泊)施設へ送付し受け取り、その後は民泊現場を離れ北海道から本州へ新幹線で移動しました。
犯罪利用を防ぐため、北海道警察も民泊事業者向けに安全講習会を5月21日に実施し実際に起こった犯罪例や防止策を情報共有していました。
我々、札幌の住宅宿泊事業者も複数社が集まり、身元確認や民泊利用者へ積極的に声をかける、地域住民へ挨拶回りを行う、合法的に空港からの送迎や鍵の受け渡しなどの仕組みを共同運用できないかと議論をしているタイミングの出来事でした。
住宅宿泊(民泊)=犯罪の温床になり得るというイメージを地域住民から払拭することは難しいのですが、住宅宿泊事業者が協力しあいながら互いのノウハウを共有しています。
さらに企業の自主的な取り組みのみならず、行政・仲介会社からのアドバイスも含めてパイプをより太くしていくことで犯罪を未然に防ぐことができるよう努力しております。
ホテル旅館運営社・ゲストハウス運営者から民泊事業者への助言やアドバイス、行政書士法人より届出時の注意、各住宅宿泊事業者が行っている取り組み事例や行政から行政指導へ至るまでの経緯、仲介サイト(楽天ライフルステイ社)からは違法物件を登録させないなど、それぞれの立場から地域住民・利用者から理解、支持される民泊運営について27日 札幌で80名規模のセミナーを開催いたします。
行政や住民から指摘をされてからカイゼンするのではなく、各事業者の自主的な活動や連帯によって健全な民泊市場をつくっていきます。
一社)北海道民泊観光協会 住宅宿泊管理事業者連絡協議会 オープンセミナー 「地域住民・利用者から理解、支持される民泊運営」(第1回)
2019年6月27日(木)13:30~16:30
定員 80名
参加費 1000円
会場 札幌第一ホテル(札幌市中央区南7西1)
https://hokkaido-minkan.or.jp/archives/15167