8月19日札幌ホテル旅館協同組合の情報交換会が開催されました。
(参加団体)北海道経済部観光局、北海道観光振興機構、札幌商工会議所、札幌市観光MICE推進部・札幌観光協会、札幌市内ホテル連絡協議会・定山渓温泉旅館組合、札幌ホテル旅館協同組合の会員、札幌ホテル旅館協同組合へ、私も一般社団法人北海道民泊観光協会として賛助会員として加入をさせていただいているため、今回の情報交換会へは3社5名が参加いたしました。
情報交換会では観光に関する様々な情報や分析結果について共有がされました。
昨年度、札幌を訪れた観光客は過去最多の約1584万6千人。前年度比約57万5千人(3.8%増)の増加。外国人宿泊者数は約271万9千人、前年度比約14万7千人(5.7%増)
地域別には①中国(約67万人)②韓国(約63万人)③台湾(約50万人)④香港(約21万人)⑤タイ(約20万人) 胆振東部地震の影響により、前年比、台湾‐6.7%減、香港-14.3%減となったが、タイは前年比5割増、国際線の増便した結果5.7%の増となりました。
また行政と宿泊施設における災害時連携エリアや連絡体制構築についてもネットワーク化が進んでいます。札幌市から拠点施設に対して災害情報・交通機関運行情報・一時滞在施設の開設状況。拠点施設から札幌市に対して各宿泊施設の被害状況・宿泊者等の受入れ状況・宿泊者等の安否確認などを情報共有することとしております。
民泊施設は地域の拠点となるホテルと連携を図りながら民間一時滞在施設として個別協定を締結することが可能、札幌市から食料、寝具等必要な物資の提供・災害救助法または協議に基づく費用補填。施設として旅行者の受入れ・旅行者へ飲料水・寝具の提供・交通情報・支援物資保管や配布が可能となります。
また道庁経済部観光局 槇局長より道内7空港の明確な役割分担による航空ネットワークの分散・拡大について詳細なデーター提示がありました。 例えば、旭川空港について
旭川→成田・羽田・中部・神戸・関西・福岡・ハルビン・ソウル・天津・北京・上海・香港・台北・バンコク
2017年 国内107万人 国外6万人
2024年 国内124万人 国外21万人
2049年 国内175万人 国外63万人
旭川空港への30年間の投資総額 218億円 と計画されています。
計画書だけを見ると実現可能性について疑ってしまいますが、鈴木道知事は、経済部次長へ国土交通省の山崎雅生さんを登用していることなどから、これらを着実に進めようとしています、我々、民泊事業者も参画し地域事業者がこれらの動きに呼応し一体的な取り組みとして盛り上げていく必要があります。