【第145回】民泊セミナーin旭川『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

今年6月、北海道議会議員広田まゆみさんが主催する「地域を豊かにする民泊最新事情 ひろまる交流サロンin旭川」を開催しました。そして先日8月20日「地域を豊かにする民泊最新事情Ⅱひろまる交流サロンin旭川」が行われ、地域の民泊や体験ホストに興味がある方が参加してくださいました。

会場はNest Asahikawa 元歯科医院をリノベーション 何かに挑戦したい人たちが集まるシェアハウス・来訪者が混じるコミュニティ。

参考URL:https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00794

前回は私南邦彦(札幌)が講師として参加いたしましたが、この度、北海道国際クリエイト株式会社の富樫建太代表(札幌)にも声をかけさせていただき講師として参加していただくことになりました。

広田まゆみ道議会議員のコーディネートのもと、私からは旭川市内繁華街(サンロク街)のソシアルビル(セブンビル)のワンフロア(6階)を民泊仕様にした事例を発表。当民泊施設はJR旭川駅前の商業エリアである買物公園通りと道北最大の繁華街である36(サンロク)街の間に位置し、繁華街のランドマークと認識されているビル、1階にセブンイレブン、2階に大手カラオケ業者が入居、居酒屋、スナック及びバーが地階から4Fまで入居。このような飲食店ビルを改装し民泊として届出するには、どのような設備をする必要があるか。どうすれば住宅とみなすことができるのか?など簡単にお話させていただきました。

北海道国際クリエイトの富樫建太さんからは、民泊事業へ取り組むキッカケ、現在は民泊そして体験ホストとしてどのような事業を展開しているか?などを中心にお話していただきました。

富樫さんは長距離ランナーとして活躍され、海外遠征時に各国の選手と対話をしたいという気持ちが高まり、英語・英会話を学ぶようになったそうです。国際交流が目的でカウチサーフィン(無償でベッド提供)へ登録するもあまりゲストからの反応が無かったが、Airbnbへ登録(有償で提供)すると多くの反応があったそうです。

レビューを集めていくうちにAirbnbアカウントを見た企業からオファーがあり、現在は企業から委託を受け、今までのノウハウを活かしながら民泊ホストとして約30室を運用、さらに体験ホストへも登録、朝は札幌大通り公園や狸小路を散歩し朝食を食べるツアー(3500円/人)、朝食を食べる二条市場近くの食堂は外国語表記もなく、店主もできれば外国人はお断りというお店を選び、ガイドするのでと店主を口説き受け入れてもらっているそうです。夜は札幌ビールで乾杯食べ歩きナイトウォークツアー(8000円/人)、同じく札幌大通り公園や狸小路を散策し居酒屋で会食するコース。どちらも人気があり体験レビューは85件。多い時には朝食ツアーの予約が2回入り、朝食を2回食べる、ナイトツアーも2回予約が入り対応したことがあるそうです。

参加者の方からは、札幌の民泊運営の状況やトレンド・民泊運営の管理運営方法について・体験ホストとして登録したい・具体的に銭湯を民泊にしたい・銭湯の熱源であるまき割を体験してもらいたいなど具体的な質問があり、民泊や体験ホストとしての実体験を例に回答しました。

旭川の方々と歓談しながら情報交換をさせていただくことができました。

【a】Airbnb ホスト募集プロモーション