【第174回】 北海道住宅宿泊管理事業者連絡協議会 情報交換会『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

北海道住宅宿泊管理事業者連絡協議会 情報交換会を実施いたしました。
日時:令和2年1月8日(水) 11:00-12:00 
場所:札幌第一ホテル 
参加者:20名

月1度、管理業のメンバーと情報交換会を実施しております。主に年末年始の稼働・宿泊単価や運用・清掃対応について情報交換を行いました。 年末年始の宿泊増への対応はあったものの、宿泊施設の増加、韓国等の影響もあり、予想を下回る結果となったとする企業が多くありました。そういった観点からも、さっぽろ雪まつり、そして札幌開催となる東京オリンピックのマラソン競歩の宿泊需要や宿泊単価などが各事業者としては気になるところです。また、イベントによる宿泊需要増加・交流人口の増加を目指すという観点から、イベント民泊を実施、自治体の要請があった場合、民泊を行っている事業者として協力していくことを確認しました。

ほか、札幌市市民文化局国際芸術祭担当部の担当者の方々が参加され、2014年から3年に1度開催している札幌国際芸術祭2020(2020.12.9~2021.2.14の58日間)冬季開催周知方法などについて情報提供を頂きました、札幌の特徴である寒冷な気候、そして豊富な雪、北方圏の文化を発信するイベントです。 さっぽろ雪まつりやYOSAKOIソーラン祭りなどイベントによる宿泊増加へ民泊事業者が宿泊対応することが多かったのですが、このように札幌の魅力を国内外に発信、イベントの周知や拡散を通して宿泊の提供も合わせて行うなど、民泊事業者の参画する場が広がってきているように感じています。

今後、民泊事業を通した地域経済への波及や観光等への寄与のあり方なども管理業のメンバーと協議・研究をして行きます。 さらに日本総合研究所の方がオブザーバー参加をされ、「今後の民泊を活用した地域活性化のあり方」というテーマから参加各企業へヒアリングをしていただきました。 約1時間という短い時間ではありますが、民泊事業者の連帯を深めつつ、自治体やプラットフォーマーとの連携を模索する場としております、地域活性化に資する民泊のあり方や方向性について今後も引き続き検討して参ります。 次回2月12日(水11時より札幌第一ホテルにて開催いたします。