【第184回】新型コロナウイルス対応支援資金 『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

民泊事業者が新型コロナウイルス対応支援資金を活用できるのかなど事前相談へ伺いました。札幌市の訪問先としては、

・札幌市経済観光局観光MICE推進部観光MICE推進課
・札幌市経済観光産業振興商業金融支援担当課
・一般財団法人さっぽろ産業振興財団札幌中小企業支援センター
・札幌市民泊総合窓口
・遠軽信用金庫中央支店

上記5ヶ所です。融資対象は新型コロナウイルス関連肺炎の流行により直接または間接の影響を受け、原則として最近1か月間の売上高等が前年同月比10%以上減少しており、かつその後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期比10%以上減少することが見込まれる中小企業者等。

融資限度額1億円、用途は運転資金・設備資金(市内の設備投資に限る)とされております。 金融機関では遠軽信金中央支店を訪ねました。昨年6月27日に住宅宿泊事業者が企画し、「適切な民泊運営と違法民泊対策」をテーマとしたセミナーを開催した際に、札幌市内支店長全員が参加をしていただき、民泊について熱心に調査研究、我々民泊事業者との接点があります。

各窓口の訪問では民泊事業者の前年と今年では条件変化が大きく、1年前は客室10室が今年は50室となり全体としては売り上げとしては伸びているが、1室あたりの売上は下がっているなど、単純に売上比とすることが難しい、民泊事業者の特異性や実情から柔軟に判断をして欲しいことを伝えました。 多くの事業者が融資を活用することが可能となるよう関係機関へ粘り強く情報提供を行います。