【第203回】新型コロナウイルス感染症拡大による民泊への影響『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

新型コロナウイルス感染症拡大によって、春が繁忙期のエリアでは、個人(居住型)の民泊ホストにおいても月売り上げ90万円がキャンセルによってほぼゼロになったというケースもあります。帰国できなくなったゲスト受け入れるなどの予約もありますが失った売上をカバーできる金額ではありません。 民泊ホストや管理事業者も運営することが厳しい状況が続いております。

そのような中、仲介サイトの自在客からメールをいただきました。 自在客を通してBooking.comの集客をしていた民泊事業者もおり、決済が延期されるとなると資金計画が大きく崩れてしまいます、ゲスト・ホストともに利用する仲介サイトの運営状況や動向へ日々アンテナを張る必要があります。

親愛なる方々、パートナー施設ご担当者の皆様

こんにちは。 いつもお世話になっております。 今年湧き出た新型コロナウイルスは旅行業や民泊業に巨大な影響を与え、民泊予約サイトである自在客の業務もかなり大きな衝撃と被害を受けてしまいました。 自在客は過去数ヶ月間、人件費コスト削減とコントロールプラットフォームの運営コストの削減に努力をしましたが、残念ながら、民泊業務の急速に回復できる見込みはしておりません。 以上の実情を踏まえて、会社は以下の決定をいたしました。

1)2020年8月31日以降、自在客は予約サイトとしての業務終了させていただき、そして2020年8月31日以降の予約に対しては、キャンセルざるを得ない状況になってしまいますのでご理解とご協力をお願い申し上げます
2)2020年2月から既に宿泊料金照合を確認済みの金額、決済締切を2020年12月31日に遅延することがあります。ご迷惑をかけて大変申し訳ございませんでした
3)2020年2月まで争議のある請求書がまだ残っておりますが、私達はまた施設側と連絡し、解決して金額確定後を2020年12月31日までに決済を終わります
4)2020年8月31日までの注文について、施設の皆様に予定通りにお部屋のご用意をお願いします。 そしてその分の料金は2020年12月31日までに決済を終わります

今は非常に厳しい状況となっておりますが、私達はまだ自救に努力をしております。 運営状況が少し立て直ったら直ちに決済するように手配します。 自在客は決済を勝手に延期して、パートナー施設の皆様にかなり迷惑をかけたことに深くお詫びします 皆様は我々と同じく大変な時期と状況に陥ったことが深く理解しております、今こそ皆様のお手伝いが必要となる時期でありますので、今まで皆様の辛抱と寛容に深く感謝の気持ちをお持ちしております 再度、大変ご不便とご迷惑をかけて大変申し訳ございませんでした ご理解とご協力をお願い申し上げます また何かご不明な点がございましたら、ぜひ我々にご連絡くださいませ。