【第213回】新型コロナ対策のため清掃連絡協議会『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

一般社団法人北海道民泊観光協会内に設置されております札幌客室清掃連絡協議会の4月定例会を開催いたしました。

本会合は清掃会社が連携をし繁忙期において客室清掃業務をシェアするため、さっぽろ雪まつりや東京オリンピックのマラソン・競歩札幌開催時などイベントによる宿泊需要増に対応するために設置されました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大によって、人の移動を制限することとなり、宿泊需要は限りなくゼロに近づき、客室清掃事業は休業状態にあります。そこで本会合では衛生の確保・観光とは別分野の清掃業務への転換などについて、情報交換しております。

参加メンバーは、 客室清掃事業者、ビルメンテナンス清掃事業者、民泊管理事業者、札幌市経済観光局 観光・MICE推進部 観光・MICE推進課 民泊担当者。 新型コロナウイルス感染予防・衛生の確保では、札幌市民泊担当者から客室清掃時に配慮するべき項目や消毒液の作り方について情報提供をいただき、各事業者からの質疑応答。 万が一、住宅宿泊施設において新型コロナウイルス感染源となった場合の対応についての協議、新型コロナウイルスが発生した客室を民泊客室清掃チームスが日常清掃の延長で感染現場へ入ることは難しいとの判断に至りました。そのようなケースが発生した場合、民泊管理事業者から消毒清掃を担当できる業者へ連絡をすることを参加事業者内で確認したところです。

客室清掃チームの苦悩は続きます。3密を避け、月に1度の情報交換会でお互いの事業を確認、現場で問題が発生する前に仕組み化できることを実行していきます。