5月20日(水)16時より札幌客室清掃連絡協議会、5月例会を開催いたしました。
札幌市内では就労支援事業所の複数社が民泊客室清掃へ携わっており活躍中です。就労支援事業者の開設時間は9時~15時と設定しているケースが多く、本会合は16時からとしております。
民泊客室清掃は1事業あたり月に1000件近くあり、1日30件ほど担当していました。その中で一事業者では対応することが難しい状況が続き、業務をシェアしあう協働の仕組みを進めるため事業者間で連携を強めてきました。それがコロナ禍により1事業者月に30件、1日1清掃あるかないかまで急激に落ち込み、就労支援事業所の事業収入も大幅に減少しています。
就労支援事業所は福祉事業所と位置付けられており、行政機関よりアルコール消毒液が支給されており清掃スタッフへの健康配慮も行きわたっております。
月に一度の例会では以下4点について協議をしています。
・適法な民泊の運営と違法民泊対策
・運営上の課題について行政への情報提供や連携
・業界の健全な発展のため自主的な取り組みの実施
・客室清掃事業者との連携
現在、管理会社・清掃事業者とゲスト(利用者)が協力し民泊施設内における感染症対策にどう取り組むべきか検討中、万が一客室内で感染症が発生した場合の消毒事業者との連携し費用については保険対象となる内容へ加入するよう確認を進めております。 一連の流れや手順をまとめマニュアルを策定、それらを遵守できているかなど、覆面調査するなどし衛生の確保・維持に努めております。