【第222回】札幌客室清掃連絡協議会 6月定例会を開催『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

民泊清掃事業者が、月に1度集まり、清掃事業経営、運営について意見交換を行っています。

参加事業者からそれぞれ1ヶ月の間に現場で発生した事案等について発表、その内容はコロナ禍においてどのような部屋が集客しているのか?清掃員の体調管理、リネンの取り扱い、今後の予約(清掃)数状況の見込み、空室期間が空いてしまい室内へセットする食品(コーヒーなど)の賞味期限切れが発生、消毒アルコールの在庫状況、清掃チームの技術向上(職業訓練)など多岐にわたります。

当協議会として、札幌市内民泊客室清掃のマニュアルを均一・平準にするべきか?はたまた管理会社がイメージする「おもてなし」様々な要望やニーズへ清掃現場が応え多様性や特徴を維持・向上させていくべきか?などです。

民泊清掃事業者は民泊管理会社から委託を受け業務にあたっていますが、互いにどこを目指し業務分担をどのように線引きするかなど、まだ日が浅く日々の業務に追われながら、進められてきた経緯があります。

今回のコロナ禍によって一度業務を立ち止まることができたため、ゆっくりと議論をすることができています。 次回は「適法な民泊運営」「運営上の課題」「行政への情報提供や連携」 をテーマとし管理事業者連絡協議会と清掃連絡協議会が同じテーブルにつき互いの要求を提示し合う場をセットすることとなりました。