先日マイクロツーリズム時代における民泊清掃のあり方検討会が関係者によって実施されました。民泊は宿泊日数を3~4泊と想定した宿泊、清掃価格設定で、マイクロツーリズムは短移動、短滞在となると想定されます。
民泊客室清掃はホテル客室清掃を参考とし考え方そのものを見直す必要があります。 ホテル宿泊料には清掃費が含まれており、民泊施設では宿泊費と清掃費を別に記載している例が多く利用者への表記や案内について違いがあります。
ホテル・マネジメント技能検定2級資料を参考とした場合、宿泊部門(ハウスキーピング課)の売上構成比、外注清掃費6.8%、リネンサプライ費3.5%、その他販売管理費4.6%となっています。
コロナ禍において大手宿泊施設が1泊2500円へ同じく民泊施設が追従しようとしても清掃費の部分で宿泊2500円・清掃費6000円など、消費者からは違和感がある価格設定となってしまいます。
また、北海道内で進められている「どうみん割」についても、1人(人泊)あたりの販売価格として設定されております、例として1人(人泊)2万円の場合、1万円割引(助成)とされており、ホテル宿泊単価を主としており、現状、民泊施設が助成を受けるためには既存のホテル宿泊料へ沿った仕組みを取り入れる必要があります。 コロナ禍ということもあり一度立ち止まる時間、猶予をいただくことができました、現在、民泊客室に設置する備品・消耗品など運用全体の見直しを図っております。