【第232回】遊休民泊施設を医療介護従事者へ提供『北海道民泊、訪れてよし住んでよし』北海道民泊観光協会 代表理事 南邦彦さん

住環境としての設備は整っている民泊施設もコロナ禍においては稼働率は低く、開店休業状態にあります。一方、医療・介護施設では新型コロナウイルス感染症クラスターが発生、陰性従事者の中には、家族への影響などを配慮し帰宅をためらうケースもあります。

札幌市内では、札幌市保健所から紹介を受けたと各施設から民泊利用の問い合わせが急増しており、各民泊管理会社を通じて宿泊施設の提供を行っております、さらに消毒衛生に関連する事業所、民泊清掃会社、リネン会社も連携を図り、コロナ禍において行政も含めた各事業者が連携をしつつ適宜対応中です。

旭川の介護施設従事者からいただいたメッセージを紹介します。

題名: 宿泊施設を探してます

メッセージ本文: 施設でコロナクラスターがあり、自宅には子供がいるため、11/24から空いてるテナントを借りて泊まってます。 お風呂がないため、会社でシャワーを浴びてから帰宅してますが、まだこの生活がつづくならどこか落ち着いた生活ができる場所を探してます。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い今春よりつくりあげてきた仕組みですが、札幌以外のエリアへの展開には至っていません、行政や医療介護関係者を通じて、民泊施設の活用を情報提供しております。