【復刻・民泊革命(第2回)】 民泊、運営したらどうなる?(1)

トラブルは?

実際に運営してみて、小さなトラブルはある。ゴミが多かったり、食べ残しが残っていたり、ドアの外にゴミが置いてあったり。エアコンのリモコンを間違えて持って行った人もいたが、電気店で安く買えた。配管からの水漏れが発生し、たまたま予約がない日に工事ができたが、稼働率が高かったのでハラハラ。夜中電話がかかってきて「電気が消えない」と言われたが、2~3分薄っすら明かりが残っているだけだった。男性一人で宿泊と言いながら、奥さんの忘れ物があったなど。

トラブルと言えばトラブルだが、その程度ならトラブルらしいトラブルはないとも言えるし、ほとんどの宿泊では小さなトラブルもない。

仲介サイトAirbnbでは、ホストもゲストもお互いレビューをつけるので、契約前に相手の評価を事前に知ることができる。ゲストはカード決済をしているので、カードを作る時に本人確認や審査を受けている。そういうこともあるので、ひどいことはできないという意識が働く。

逆にプレゼントを部屋に残してくれるゲストがいたり、部屋の中でプロポーズがあったとお礼の手紙が置いてあったり、嬉しいこともあるそうだ。
<以上「週刊住宅」に2016年1月18日号掲載分>

<筆者のコメント>
 第1回に出てくるセミナー講師に根掘り葉掘り聴いて書いた第2回。これに対しては「御社は違法な民泊を推奨するのか」新聞社に批判があったそうです。確かに、今見てもこんな感じでできるなら自分もやってみたいという数字が並んでいますね(笑)

<筆者プロフィール> 児山秀幸(こやま・ひでゆき) 合法民泊やホステル・ゲストハウスなど簡易宿所の立ち上げや運営支援を手掛ける株式会社TAROコーポレーション代表取締役。旅館業法における「簡易宿所」の営業許可を取得した「タローズハウス鎌倉小町」を運営。Facebookグループ「簡易宿所・民泊ビジネス研究会」の管理人。Airbnbや民泊新法、旅館業法、特区民泊、東南アジア民泊、医療インバウンドなどに関するセミナー・コンサルティングも。